近未来的な機械発見
特選和菓子館での買い物も終わり、そろそろ出発ゲートに向かうことにしました。
その前に手荷物を預けるわけですが、カウンターに向かおうと思っていたところ、何やら近未来的なゾーンを発見。
↑えっ。これは一体……?
↑近くの立て看板を読むと、どうやらセルフサービスで手荷物を預けられるらしい。
へえ~っ。さすが羽田空港。進んでいるなあ。面白そう、これでやってみよう!
手荷物タグ発行
↑まず、この「自動チェックイン機」で認証コードを読み取り、「手荷物タグ」を発行します。
私は二次元バーコードを利用しました。
↑手荷物タグが発行されました。
自動手荷物預け機へ~腰が痛い
↑発行された手荷物タグを荷物に取り付けて……。
↑①自動手荷物預け機で再び認証コード(二次元バーコード等)を読み取り、②ベルトコンベア(停止している)に荷物を置くわけですが、この、ベルトコンベアに荷物(キャリーバッグ)を載せるのが非常に大変!!
キャリーバッグを立てて載せても良いならまだマシなのですが、キャリーバッグは横に寝かせないといけないのです。
荷物でパンパンのキャリーバッグ。もう、めっっちゃくちゃ重たいわけですよ。
ベルトコンベアに載せるだけでもけっこうな高さを持ち上げなければならず重たいのに、さらにそれを、ベルトコンベアからはみ出さないよう注意しながら、四苦八苦して横に寝かせる……って、何の苦行ですか!! 腰が痛い!!
母の荷物もベルトコンベアへ
↑私の荷物をなんとか送り出したあとは、母のキャリーバッグ。これも、見た目は小ぶりですが重たくて、倒すのが大変でした。
立てた状態からドミノ倒しのように押してパーン! と雑に倒せたら楽なのかもしれませんが、そんなことしたらバッグが傷むし中の物も心配だし、どうしても手で丁寧に倒す必要があるのです。
ベルトコンベアの上に片足を載せて作業しても良ければもう少し負担も変わるのですが、荷物を置くことしか想定されていないベルトコンベアに足をかけても良いものか、ちょっと罪悪感があるし……。
係員は手伝ってはくれない
私たちの背後にJALの制服を着た女性が操作説明係として立っていたのですが、私たちが「重い、重い」と騒ぎながら荷物と格闘していても、全然手伝ってはくださらないんですよね……。
荷物置きまで全部客がやらなければ自動手荷物預け機の意義があまり無いということで、客が困っていても、機械操作のサポート以外の手助けは不要と会社から指示されているのかもしれませんが、最後の荷物置きはかなり重労働なので、できれば手伝っていただきたかったです……。
私も遠慮せず助けを求めれば良かったのかもしれませんが、無理をすればできないことでもなかったので無理をしてしまいました。
有人カウンターに行けば良かった(笑)
こんなに大変だとわかっていたら有人の手荷物預けカウンターに行ったのに失敗した~(笑)。
でもまあ体験しなければわからなかったことなので仕方ない。良い経験になりました。
スーパーのセルフレジが意外と面倒で、店員さんにレジ打ちしてもらう方が早くて楽……というのに似ている気がしました。
まあ、有人のカウンターに異様に人が並んで1時間待ちくらいになっていて、こちらのセルフ荷物預け機は待ち時間ゼロというなら、大変なことを覚悟してこちらを利用するのを選ぶかもしれませんが……。
ANAは荷物を機械が倒してくれる!
↑ちなみに、今回の旅行では利用する機会がありませんでしたが、ANAの自動手荷物預け機は荷物を倒すのを機械が自動でやってくれるようで、これこれ!! これがいいじゃん!! と思いました。
JALもこの方式を採用すれば良かったのに~。
荷物の重さ…12.3㎏だった
↑荷物がベルトコンベアに運び去られていったらもらえる手荷物引換証には、預けた荷物の重量が記載されていました。
私の荷物は12.3㎏だったのですが、これは、「職場における腰痛予防対策指針」における、女性(満18歳以上)(体重48㎏の場合)の荷役最大荷重(*1)11.5㎏を超えていますので、やっぱり客観的にも重いと言えると思います。(参考*1人が持って運ぶことができる最大重さ)
次からは、JALに手荷物を預けるときは、必ず有人カウンターにお世話になりたいと思います!(小さめのボストンバッグとか、そういう手荷物であれば自動手荷物預け機を使うのも良いかもしれません)
(次の記事→福井の代表銘菓「羽二重くるみ」を購入~プリズム福井にて)