旭川空港から出発
↑羽田行きの飛行機(AIRDOのB767-300)に乗り込んだら、なんだか素敵なデザインの座席だったので撮影。
↑羽田目指してひとっ飛び!
羽田空港に到着~超快適マスク購入
↑15:13、羽田空港に着陸! 東京は小雨まじり!
↑到着ゲートを抜けて羽田空港内に入ったら、すぐ目の前に「ANA FESTA」というお店があったのですが、そこで目に飛び込んできたのが超快適マスク!!
↑これ!! 当時(2020年10月)はコロナ流行によるマスクの品薄状態が続いていて、超快適マスクなんて国産の良質マスクはすごく高嶺の花で入手困難な状況だったので、こんなに山盛りで売られているのを見て大感激!!
一気に5個まとめ買いしました。
初・第3ターミナルはもぬけの殻
さて。ここ(第2ターミナル)からホテルのある第3(国際線)ターミナルに移動しなければならないわけですが、羽田で国際線を利用したことのない私は第3ターミナルなど行くのは初めて。
このコロナ禍で、国際線はほぼ運休状態と聞いています。そんな中、第3ターミナルってどうなっているんだろう……。
と思いながら京急線に乗り、一駅移動して第3ターミナルに到着。エレベーターで3F出発ロビーに上がり、中を見渡してみると……、↓
↑思った以上にとってもがらんどう。
人がいない。閉店後のスーパーみたい。
レストランもほとんど臨時休業中で、ターミナル全体がひっそりと静まりかえっています。
ザ ロイヤルパークホテル東京羽田
↑しかし! そんな閑散としたターミナル内でも、煌々と華やかに存在感を示していたのが!! ザ ロイヤルパークホテル東京羽田!!
↑ホテルのフロント。大きな窓ガラスが開放的な雰囲気! 2014年開業のまだまだ新しいホテルなので、気持ちの良いピカピカ感があります。
↑早速チェックインして部屋に向かいます。
↑ドアレバーにカードキーをかざして解錠!
ハリウッドツイン
↑入室!! ハリウッドツイン(スタンダードフロア)という、ツインの中では最もお手頃な部屋(18平米)で、想像していたとおりけっこう狭いけれど、天井が高いので窮屈感はなく、まるで自宅の自室にいるような、こじんまりとした快適さを感じます。
↑入り口ドアを開けてすぐはこんな感じ。手荷物置き場(バゲージラック)があるのが地味に便利!
↑扉付きのクローゼットはありませんが、全身鏡の隣の壁に、このようにハンガーをかけられる場所があります。
↑使い捨てスリッパも完備。
快適ベッド回り
↑ベッド回りには必要なものが過不足なく配置されていますが、中でもサイドガラステーブルと椅子は良いと思いました。こういう風に、ベッドのすぐ近くに、物を置くための広々としたスペースが用意されているホテルって今まで案外なかったなと思います。
寝ながら手を伸ばして取れる安定した場所に物を置けると便利なんですよ。目薬とか、耳栓のケースとか。
↑逆サイド(窓側)のベッド脇にもちゃんと台があります。コンセントが一口あったので、そこでデジカメバッテリーの充電をしました。
非常灯
↑あと、ベッドの上に何やら怪しげなものがあったので何だろうと思い近づいてよく見ると……。
↑これは……。
↑非常灯でした(笑)。
下手をしたら気づかないくらいさりげない感じで置いてあるのが面白いなと思いました。
テレビ、冷蔵庫、お茶セット
↑ベッドの足元方向にはテレビや空気清浄機、冷蔵庫、お茶セット、金庫などがあります。
↑お茶セット(電気ケトル(ピーコック社製)、コーヒーカップ×2、ガラスコップ×2、緑茶ティーバッグ、ドリップオンコーヒー、パウダーミルク、砂糖、マドラー)。
↑冷蔵庫の中には無料のミネラルウォーターが二本入っていました。それにしてもこの冷蔵庫、薄い!!(笑) もう、本っ当に、ギリギリまでスペースを削ってその中で合理性を追求している感じ。
メイク用の鏡
↑全身鏡はあっても、座ってメイクをするための鏡は部屋を見渡しても見当たりません。しかし、この棚の中に……。
↑組み立て式のメイク用鏡が! これで、椅子に座りながらのメイクが可能です。
バスルーム
↑バスルームは、洗面台を中央にして右に浴槽、左にトイレがあります。
↑アメニティーやハンドソープ、ティッシュ、プラスチック製コップなど、コンパクトに必要なものがまとめられています。
木(米ヒバ)製の受水槽の水
このホテル(羽田空港)で使用されている水についての説明もあり、そこには、羽田空港では給水、給湯に木製の受水槽を利用しているため、水や湯の利用時に木(米ヒバ)の匂いがするかもしれないがご了承のほどをということが書かれていました。
なんでも、木製の受水槽には
天然の抗菌作用で耐腐食性があり、
鉄製よりも中の水の温度が低く保たれ、
耐久性も高い
といった利点があるとのこと。
うがいのために蛇口の水をコップについで口に含んでみたところ、確かに、爽やかな木の香りが感じられ、なかなか良いなと思いました。
このお湯を浴槽に張って入れば、ちょっとした温泉気分ですね。
アメニティー
↑アメニティーの内容はこちら。「ボディータオル」というのがアメニティーに含まれているのは初めての経験です。
タオルと言っても布製ではなく薄手のナイロンタオルですが、体をタオルで洗いたい方には便利ですよね。
立派な巾着の中身
↑そしてこの、洗面台の隅に置かれていたなにやら立派なスエード風の巾着……。
一体どんなすごいものが入っているのだろうとワクワクしながら開けてみたら……。↓
↑ドライヤーでした!(笑)
ターボモードもあるパナソニックのEH-NE36で、なかなか良いドライヤーです。
フェイスタオル、衣類入れ
↑洗面台の下には、フワフワ厚手の立派なフェイスタオルと、ゴミ箱、そして衣類入れ用カゴ。
衣類入れ用カゴがあるのは気が利いていますね! ホテルのユニットバスって、大抵はこんな衣類置き場なんてなくて、脱いだ服や着替えをどこに置いて良いかわからず、トイレのフタの上に置いたりしてけっこう難儀していたんですよね。
あと、フェイスタオルの肌触りは、今まで泊まったことのあるホテルの中でナンバーワンでしたよ。そういうところがリッチだと、高級感を感じますよね。
トイレ
↑トイレ。清潔感があります。(近寄ったら自動でフタが開くタイプかな~と期待したのですが普通に手で開けるタイプでした・笑)
↑もちろんウォシュレットつきで快適!
↑トイレ後ろの壁上方の網棚に、バスタオルが2組置いてありました。
お風呂
↑そしてお風呂はこんな感じ! 大きなシャワーヘッドからたっぷりお湯が出るのが良いです。
↑洗面台の出っ張りが浴槽の
↑備え付けのシャンプー、トリートメント、ボディソープはすべてミキモトコスメティックスのもの。
ベッドはシーツとカバーが良い
↑ベッドは、マットレスに全米ナンバーワンシェアの「サータ社」のものを使っているとのことで、沈み込みが少なく、寝心地が良いです。
それに加えて特筆すべきなのがシーツやカバーの肌触りの良さ!!
綿サテンっぽいサラサラときめ細やかな布地で、高級感がありました。
↑寝間着も、やわらかな布地で触り心地良し。
枕は高さ調整がしやすい
↑そしてこの枕が優れもので、厚みと素材が違う二つの枕(ふわふわで厚いor固めで低い)が連結されているような形になっていて、折り重ね枕というらしいのですが、自分の好きに高さが調整しやすいのが素晴らしい。
↑私は低めの枕が好きなので、低い方の枕(中にパイプが詰め込まれたような感じ)を頭に敷いて寝ました(奥の、厚い方(羽毛が詰め込まれている感じ)の枕は、ヘッドボードに立てかける感じにしました)。
部屋の照明が明るいのが良い
↑あと、嬉しかったのが部屋の照明が明るかったこと!
ホテルの部屋って、ダウンライトがメインで、夜になると薄暗い印象があるのですが、ザ ロイヤルパークホテル東京羽田の主照明は自宅の居間くらい明るくて、すごく過ごしやすかったです!
いや、電気が明るいのって重要ですね。このホテルに泊まって初めてわかりました。
夕飯は第1ターミナルに移動し「京ぜん」で
少し部屋でのんびりした後は夕飯へ。
ホテルのレストラン「テイルウインド」でもディナーが食べられることは知っていたのですが、私たちが希望している和食では
天婦羅盛り合わせ御膳 2250円
お造り盛り合わせ御膳 2250円
の二種しかなく、ネットで料理写真を見たときに値段のわりに内容が寂しい感じがしたので、他の店で食べることに。
できれば第3ターミナル内で済ませたいところだったのですが、第3ターミナルで行きたかったお店(日本の旬の味 百膳)は休業中で、開いているところから選ぶ手もありましたが、せっかくなら自分たち好みの店で食べたいということになり、夕飯は第1ターミナルまで移動して、3階にある「京ぜん」という日本料理店で食べてきました(レビューはこちら)。
夕飯後、特選和菓子館が閉店
そして夕飯後、私たちの計画では、同じく第1ターミナル(2階)にある「特選和菓子館」で美味しそうな和菓子を買い、その日のおやつにするつもりだったのですが、18:30頃に出向くと、なんと、すでにシャッターが下りて入店できなくなっているではありませんか!!
でもまだ18:30だよ?? 閉まるなんてこと、ある?? 第1ターミナルのパンフレットにも、特選和菓子館は20:00まで営業と書いてあるのに……。
近くにいた店員さんに「もう閉まったのですか?」と聞くと、「コロナの影響で営業時間が短縮されて、18:00に閉店したんです」との回答……。
……うわああ~~……。そうか、コロナかあああ~~。ちょっと想定不足だったあああ。
じゃあどうしよう? 夜、美味しい和菓子とともにお茶を飲むのを楽しみにしていたのに……。
旭川空港で買っておいた豆大福
↑そこで助けになったのが!! 羽田に来る前、旭川空港で買った一久大福堂の豆大福!!
羽田の特選和菓子館でおやつを買い足すつもりだったので大福は一つしか買っておらず、こんな顛末になることがわかっていたら二つ買っていたのになあ……と思いながらも、一つあるだけでもありがたい!!
↑母と、半分ずつ食べることにしました。
↑冷蔵庫内の無料ミネラルウォーターを使ってお湯を沸かし……。
↑自宅から持参のティーバッグ(*1)で煎茶を淹れて、大福でおやつタイム!!(*1:お茶パックに、お気に入りの有機栽培煎茶葉(さやまかおり)を4g入れたもの)
↑道産小豆、道産もち米の本格派大福。半分でも十分満足できました。これ、買っておいて良かった~~。
朝食はミニトマトとヨーグルト
その後、夜は寝やすい枕のおかげでわりと眠れて、朝。
素泊まりプランで朝食はないので、朝食として、昨日のうちに第1ターミナルで買っておいたミニトマトとヨーグルトを食べました。↓
↑有機ミニトマト。第1ターミナル地下一階の「プレミアムハーベスト」という自然食品店で購入。空港に自然食品店なんかあるんや!! と驚きました。空港で有機野菜が買えるのは嬉しいですね。
↑明治R1ヨーグルト。こちらは同じく第1ターミナル地下一階の「エアローソン ノース店」(コンビニ)で購入しました。
トマトとヨーグルトだけでもけっこうお腹は満たされ、満足しました。こういう簡単で体に良いもので朝食を済ますというのも良い手ですね。
自動チェックアウト機
↑チェックアウトは、フロントの端にあるこの自動チェックアウト機でおこないました。
ボタンを押して、カードキーを入れたら、それで完了。
え、これでいいの?
あっけなさすら感じつつ、ホテルを出るためにフロント前を横切っていくと、フロントの係員さんたちがお辞儀をしてくださいました。
こんな、チェックアウトを機械でやるなんて初めてだったのですが、スピーディーで良いですね。旅の情緒はあまりないかもしれないけれど……(笑)。
さすが、国際線のホテルだけあるなと思いました。忙しいビジネスマンのために、素早くそういう手続きができるようにしているのでしょう。
ザ ロイヤルパークホテル東京羽田の良かったところ
こうしてザ ロイヤルパークホテル東京羽田での初宿泊を無事終えたわけですが、とにかくリネン類が上質で肌触りが良く、それが最も印象に残りました。
上述したように、部屋照明の明るさ、枕の快適さも良かった。
そして全体的に清潔で、新築の家に泊まったような居心地の良さがありました。
国内線利用には向かないかも(遠い)
ただ……国内線を利用するのが前提なら、第3ターミナルという立地がとても不便ですね!!(苦笑)
旅程を立てるときからわかってはいたことなのですが、実際に体験してみると、想像の3倍くらいはハードでした。↓
↑このように、第2ターミナル(T2)に到着して以降、徒歩移動と電車移動(京急線)を繰り返し、旅行1日目にしてすべての体力を使い果たしてしまうんじゃないかと思うくらいに動き回りました(笑)。
意外と、徒歩の距離が長いんですよね。羽田空港ってどこそこだだっ広いので。
第2ターミナルのホテルにすべきだったか?
この、やけに大変だった羽田空港内での移動が、旅行から一年経った今でも語りぐさになっており(笑)、あんなに大変な思いをするんだったら、第2ターミナル直結の羽田エクセルホテル東急に泊まれば良かったかなと思ったりもしましたが(今回は宿泊費の安さを取ってザ ロイヤルパークホテル東京羽田を選んだ)、まあ、今後おそらく二度と第3ターミナル自体に行くこともないと思うので、そう考えれば、今回第3ターミナルに泊まれたことは見聞を広める良い機会でした。
第1ターミナルから第3ターミナルまで、羽田空港全体をかけずり回ったので、だいぶ羽田空港が近しい存在になった気がします(笑)。
(→次の記事では、一泊目の夜に食べた羽田空港第1ターミナルの和食店「京ぜん」での夕飯内容をご紹介します。)