夕食は18:00
ウェルカムドリンクの抹茶とモチモチ麩饅頭を味わい、早速あらや滔々庵のおもてなしに触れた私たち。
夕飯は、18:00開始が一番早くて、三十分刻みに19:30が最終とのことで、希望の時刻を聞かれたので「18:00」を指定しました。
夕食まで二時間ほどあるので、改めて部屋の中をよく見ることにします。
お茶・浴衣
↑お茶セット。茶筒には加賀棒茶。ポットには熱湯。
↑浴衣セット。浴衣は担当女性が私たちの身長を見て、ぴったりのサイズを選んでくださいました。
↑一人分の内容はこんな感じ。左下の不透明グレーのビニール袋は用途が判然としませんが、下着やタオルを入れるものかな? と推測。
足袋ソックス
↑浴衣セットの中でも特筆すべきはこの足袋ソックス! 「丁子染(ちょうじぞめ)」のソックスで、丁子(クローブ)の甘くてスパイシーな良い香りが強く漂っているのです! 癒されます!
この後、館内ではこの足袋ソックスをずっと履いて過ごしました。
飲み物コーナー
↑お次は飲み物コーナー。先ほど、お茶セットに熱湯ポットが用意されていましたが、ちゃんと氷入りの冷水ポットもあります。グラスもピカピカ。
↑切手貼付済みの旅館絵はがきも気が利いています!
↑冷蔵庫の中にはビール、ミネラルウォーター、お茶、ジュースなどがずらり。
↑こちら値段表。
↑ご当地サイダー「奥能登『しおサイダー』」(460円)に興味があったのですが、宿泊代金に43000円も払っていることを考えると、これ以上ここで出費するわけにはいかないッ!! と思い、我慢しました。
寝室
主室を大体見回ったので、次は寝室に入ります。
↑六畳間にローベッドが二つ並んでいます。真っ白のシーツが清潔感たっぷり。
↑壁に掛けてあったこの椿。母が「生花なんて手間がかかるから、きっと造花だね」なんて言っていたのですが、よく見たら生花でした。こういうさりげない「美」が嬉しいです。
枕は二種
↑ベッドの枕は、薄い「そば殻枕」と、厚い「ふわふわ枕」が二枚重ねてセッティングしてありました。
↑寝室のクローゼットには裁縫セット、懐中電灯、洋服ブラシが。
裁縫セット、洋服ブラシはわかるにしても、この懐中電灯ってどういうときに使うんだ?
と思ったのですが、これは、寝室の電気を消して真っ暗になった中をベッドに向かうときに使うと便利です!
寝室には手元灯のようなものがないので、その代わりにもなると思います。
(ちなみに、懐中電灯が手元灯になると気づいたのは旅行後です。あらや滔々庵に滞在中はそれに思い至らず、寝室のスイッチが遠くて大変でした。)
(次の記事→「あらや滔々庵の大浴場に行ってみる」に続く)