えちぜん鉄道福井駅へ
福井マンテンホテル駅前の和朝食を食べたあとは、いよいよ!! 福井旅行の主目的である平泉寺白山神社参拝へ向かいます!!
↑チェックアウト後、ホテル(福井マンテンホテル駅前)のフロントに荷物を預かっていただきました(写真は荷物の番号札)。
↑JR福井駅のすぐそばにある「えちぜん鉄道福井駅」。2018年に高架化工事が完了し、駅舎も新しくなったとのことで、なるほど、前回(2014年)に来たときとは全然雰囲気が違います。
新しい駅舎内
↑中に入ると、オオッ! 天井が高く、広々として近代的! 木材がふんだんに使われているのも良い感じ!
↑しかしながら自動改札ではなく有人改札(駅員さんがハサミを入れてくれる)というところに、えちぜん鉄道らしい情緒が残ります。
フクイサウルス
↑構内には「フクイサウルス」という、木製の骨格標本も展示してあり、フクイサウルスとはなんぞやと思って調べてみたら、なんと、1989年に福井県勝山市で発掘された恐竜(*1)なのだとか。(参考*1:wikipedia)
福井と恐竜の関係を知らなかった
福井県って、やけに、恐竜アピールがすごいなとは思っていたのです。
駅前にも恐竜オブジェがあるし、勝山には恐竜博物館もある。
けれどなぜそんなに「恐竜、恐竜」と言うのか、深く知ろうとしていなくて、「ふ~ん、恐竜だなあ」くらいに流してしまっていたのですが、福井県で恐竜の化石が発掘されたからだったんですね。
その他にも、「フクイラプトル」とか「フクイティタン」とか「コシサウルス・カツヤマ」とかがあるらしい(すごい)。(参考:電ホビ)
そうだったのか……。そんなに、恐竜が発掘された土地だったのか。母に聞くと、母はとっくに知っていた様子。気づくの遅すぎない? 私(汗)。
改札内
↑勝山駅までの往復切符を買って改札内へ。
↑待合室やロッカー、トイレ、エレベーターなど、必要十分な設備が整っています。
↑待合室には自動販売機もあります。
↑ホームにはエスカレーターや階段でも上がれます。
勝山駅へ~座りやすい座席で一安心
↑9:25発の勝山駅行きに乗り込みます。
……実はこの、えちぜん鉄道の勝山駅行きの電車に乗るの、少し恐怖でした。
というのも、前回(2014年)の旅行で乗った車両の座席が、座ると直角以上に前屈みになるというか、ヘッドレストも前に飛び出していて姿勢が悪くなり、とにかく腰が疲れるし乗り物酔いしやすいシートだったのです。
勝山駅までは1時間近くかかる長旅だから、あの座席にまた座るのはきついなあ……。
↑と思いながら乗り込んでみたら、あっ!! 前回とは違う!!
ヘッドレストは無くまっすぐで、腰の部分がやや出ている、座り心地の良いシートでした。
良かったあ、えち鉄って、あの、「酔う座席」だけではなかったんだ。
勝山駅から平泉寺白山神社へ
↑そうして、無事に勝山駅に到着!! 迎えの予約をしてあったタクシーに乗り込み、平泉寺白山神社に向かいます。
(タクシーは大福交通さんにお願いしました。感じが良いし、乗り心地も良くてお勧めのタクシー会社です!)
そして……。
↑着いたあぁぁぁぁーー!! 6年ぶりの!! 平泉寺白山神社!! メッチャ晴れてて気持ち良いーー!! 相変わらず
美しい緑の苔
↑参道をゆっくり歩いて行きます。鳥のさえずりが聞こえたりして、清々しい~。
↑緑の美しい苔に木漏れ日が光を落とします。
前回来たときは午後だったのですが、やはり神社は午前中が清らかな感じで良いですね。
拝殿を回って本社へ
↑しばらく行くと拝殿が正面に現れます。
前回は、この拝殿が本社かと思って、拝殿に参拝して終わらせる勢いだったのですが、実は本社はこの後ろなんですよね。
↑拝殿を回り込むと、後方に本社が見えました!
何らかのアスレチックかと思うくらい急勾配の石段を上がり、本社と久方ぶりのご対面!
再びこの地に立ててありがたいという感謝の気持ちを込めて参拝させていただきました。
熊が怖い
お参りを済ませたあとも、しばし本社付近で余韻に浸っていましたが、あまりのんびりしていられないような雰囲気もありました。
というのも、私たちが旅行に行った頃(2020年10月)は、勝山市での熊出没情報がチラホラ出ていて、この平泉寺白山神社での出没情報もあり、油断できない状況だったのです。
他に参拝にいらしていた女性はクマよけのベルをつけて「チリ~ン、チリ~ン」と澄んだ高い音を響かせながら歩いてらっしゃいました。
とりあえず、熊の気配はなかったものの、急に出てこられて襲われても怖いので、あまり長居はせず退出することにしました。
社務所で神札をいただく
↑名残惜しい。東方浄土。
↑美しい景色を目に焼き付けながら……。
↑社務所へ。
↑平泉寺白山神社の神札をいただこうと近づいたら、なんと、お金を置いて自由に取る方式になっていました。
何、この無人の野菜販売所みたいなシステム……(笑)。これは良心が試されるやつですやん。
いやこんなところまで来て、まさかズルなんてするわけないわと思いながら、お金を入れて神札をいただきました。
憧れだった御寄進
神札をいただくだけならこれで終わりなのですが、私はその後、呼び鈴を押しました。
憧れだった、平泉寺白山神社への御寄進(寄付)をするためです!!
前回、この地に初めてお参りに来たとき、今回と同様に神札をいただいたのですが、千円の納めが必要と思っていたそれが500円で、出した千円に対して500円の返しをいただいてしまい、その500円を受け取らず寄進することも考えたのですが、どうも金銭の自我が出てしまい、それができずに終わってしまったのです。
そしてそのことを、私はずっと悔やんできました。
500円、御寄進すれば良かった。次回参拝するときは、改めて御寄進しよう。
そう思い、毎月数百円ずつ貯金して、貯まった額を今回のし袋に入れて持参していたのでした。
と言っても御寄進の額としてはかなり少額で、改めてお渡しするのが申し訳ないくらいのものではあったのですが、せっかくなのでお渡しさせていただきました。
私の現在の生活状況では、なかなか、御寄進のために高額を捻出するのは難しいのですが、また毎月数百円ずつの貯金をして、次回も御寄進させていただきたいなと思いました。
良い参拝をさせていただきました!! 感謝!!
再びえち鉄に乗る~今度は酔う座席
平泉寺白山神社までタクシーに来ていただき、勝山駅へ。
やってきた電車に乗り込むと、アッ……。↓
↑この座席は……行きの座席と違う! 前回(2014年)痛い目を見た「酔う座席」だ!!(笑)
↑一見なんてことない座席なのですが、横から見るとこのようにヘッドレストが前に飛び出しており、腰の角度もきつく、どうにも前傾姿勢になってお腹が圧迫され酔いやすいし、腰も痛くなるのです。
行きの座席のように腰部に出っ張り(ランバーサポート)があったりするとだいぶ違うと思うのですが、それも無いので厳しい。
取り急ぎ、ペットボトルの入っていたサブバッグを腰の後ろにあてがってランバーサポート代わりにし、なんとかしのぎました。
福井駅に到着。京都へGO
↑えちぜん鉄道福井駅に戻ってきてから、JR福井駅に移動します。小松空港でも見かけた恐竜博士、ここでも発見(こちらの博士はコロナ対策のマスクをしていますね~)。
ホテルに預けた荷物を取りに行ったら、次の行程へ!
↑「みどりの券売機」で京都行き(サンダーバード24号)の「乗車券・特急券」を購入します(みどりの券売機はクレジットカードが使えるので便利。)
↑次の目的地伊勢神宮を目指して、まずは京都で一泊じゃあ~~!!
福井よ、お世話になりました。またいつか必ずお会いしましょう~~~!!
(次の記事:「特急サンダーバード「女性専用席」のおかげで車両の最後部座席を確保」に続く……(別サイト(伊勢神宮 御垣内参拝の旅ブログ)に移動します)